カテゴリー別アーカイブ: デントリペア(国産車)

インパクトビームのシール

2019年1月17日

マイクロソフトのサポートがあと1年になってしまったのでようやく重い腰を上げてPCのOSをWindows7からWindows10へアップデートしました、いまだにISDN回線に4GBのPCなので思っていた以上に時間が掛かりました(ほぼ半日)(^^;)、やはり早めにやっておいて良かったです、サポートが切れる寸前でこんな作業をしてたらイライラして発狂しちゃうところでした(笑)、請求書からメールでのお問い合わせ、HPのメンテナンスと全てこのポンコツPCで賄っているのでPCが動かなくなると大変です(^^;)、それにしてもWindows10・・・今一な感じです、今のところ7より優れていると感じられる点はフォント変換以外に何もありません、いまだに7ユーザーが多いのがよく解かります、新しい物が必ずしも良い物ではないという事ですね、車と同じですね・・・(笑)

今回はホンダフリードのドアヘコミの修復でした、車関連業者様からのご依頼です。

ホンダフリード画像

フリードデントリペア作業前画像1 フリードデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはドア下方部で約4センチ程度の縦スジ形状です、くっきりとスジっていますが、それ程深いスジではありません、これくらいなら楽勝かな~!なんて舐めてかかると案の定、落とし穴が・・・、窓枠の隙間からツールを入れてみると何かに当りました、サイドインパクトビームのようです、でもこれ位のヘコミならビームと外板との隙間から何とかツールを入れられる筈だと考え専用ツールを隙間に滑り込ませてみると、今度は何かネチョネチョした感触の『物体』にアクセスを阻まれています、もしや!と内装を外してみると・・・

フリードインパクトビームシール

やはりサイドインパクトビームのシール剤でした、このインパクトビームのシール剤はメーカーによって材質が様々で輸入車はカチカチに固まってしまうものが多いのですが、国産車はどのメーカーも比較的完全硬化しないようなものを使っている場合が多いです、でも今回のシール剤はいつものホンダ車のものよりかなり軟らかくまだ塗布されたばかりのような感じでした、車の年式からそれはあり得ないのでもしかしたら何かの修理作業の過程で再塗布されたものかもしれません、いずれにしてもこれに邪魔されてツールがアクセス出来ませんでした(^^;)、でも原因さえきちんと把握出来れば対応は可能です、シールを切りながら入っていけるツールを何本か使いながら作業致しました。

フリードデントリペア作業後画像1 フリードデントリペア作業後画像2 after

シール剤に振り回されましたが、綺麗に修復できました、担当者様のご確認をいただき無事終了です。良かったです!

今回のように部分的に切れるシール剤は問題ないのですが、輸入車に多いカチカチになっているシール剤だと切る事も分け入る事も出来ません、ドイツ車の場合は殆どがこのパターンです(^^;)、メーカーも色々と考えがあってシール剤を選んでいるのでしょうが、デントリペアの観点から言わせてもらえば出来れば切れるものを使って欲しいです・・・是非お願い致します(笑)

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軽自動車の鋼板は神経使います

2018年11月30日

11月も今日で終わりです、今月は本当に忙しかったです(^_^;)、ただ、この時期にしては暖かい気候が続いていたので助かりました、例年通りの寒さでこれだけ作業件数があると何年か前のように持病の椎間板ヘルニアが悪化します、その時も年末に向け寒さが本格化してくる時期でした(^_^;)、あの時の地獄のような入院生活はいまだに忘れられません、寒さが増す季節には私のガラスの腰は要注意です(笑)

今回はスズキラパンのドアへコミの修復でした、一般のお客様からのご依頼です。

スズキラパン

ラパンってとてもカワイイ車ですね、発売された時からず~っと思っていました、人気車種なので街中でもよく見かけます・・・が、あまり作業をした記憶がありません、まさか、初めて???、スズキのディーラーさんのお仕事を何社もさせていただいているのに???、でも、少なくても記憶の中にはありません、もしかしたら初めてかもしれません、それとも脳細胞が老化で死滅し始めていて記憶が飛んでいるだけでしょうか・・・(笑)

ラパンデントリペア作業前画像1 ラパンデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはドアノブ前のプレスライン下で、大きさは3~4センチ程度ですが、結構深いです、打撃痕もかなりクッキリ残っています、更によく見てみると僅かにプレスラインにも影響が出ています、ツールのアクセスは良好な位置なので普通車ならそれ程問題なく修復可能なヘコミですが、軽自動車の軟らかくコシの無い鋼板ですとボケ~と?作業するとすぐ歪みが残ってしまいます、また軽自動車は塗膜の肌目も細かいので伸びた鋼板を違和感なく紛れ込ませるのも結構神経を使います、今回もファーストタッチに特に気を付けながら丁寧に作業致しました。

ラパンデントリペア作業後画像1 ラパンデントリペア作業後画像2 after

それでも僅かな歪みはやはり残っています、でもボディ色が写りこみが弱い白系なので普通に見る限りはまず解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

実際にマイクロゲージのような工具で厚さを測ったりした事はないので、あくまで感覚的な印象ですが軽自動車の鋼板は普通車に比べると2~3割軟らかい感じがします、それが厚さの差によるものなのか、材質の差なのか、または両方なのかは解りませんが、デントツールでヘコミを触っている感触から受ける印象はそんな感じです、最近の普通車でも同じ位軟らかい印象を受ける鋼板は結構あるのですが、何というか『粘り』というか『コシ』みたいな感触が違います、実際、修復してみると感触は似たような感じでも仕上がりには差がでるケースが多いです、特にキツ~イ折り目のようなスジヘコミの場合は顕著です、浅く小さなヘコミなら問題ないのですが、大抵、作業の依頼が来るのは深いものが多いので軽自動車の修復に抱くの私のイメージは『厄介』とか『手強い』です(^_^;)、ましてボディ色が黒系だったりした場合は・・・とっても憂鬱になります(笑)

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歪みとの戦いでした

2018年11月16日

先月初めの台風24号関連の修復は流石に落ち着いたのですが、どういう訳か今月もとても忙しいです(^_^;)、例年通りですと11月は暇で12月になると車関連の業者様からの年末にむけての納車ラッシュでバタバタするというのがパターンなのですが、今月はまるで12月が前倒しで来たような感じで業者様からのご依頼が多いです、たまたまかもしれませんが、どういう訳か大抵仕事はある時期に集中する傾向があります・・・とっても不思議です(笑)

今回はスズキハスラーのドアプレスラインの修復でした・・・(^_^;)

スズキハスラードアプレスライン修復前画像1 スズキハスラードアプレスライン修復前画像2 before

ヘコミはドア下方にあるプレスラインです、ぱっと見た感じは10センチ程度ですが、損傷がかなり複雑なせいか回りも引っ張られて実際には20センチ位はあります(^_^;)、しかも恐らく下から突き上げるような角度で当たったせいだと思いますがヘコミ上部は盛り上がっています、更にプレスラインは洗濯板のように波打ってしまっています、これを見たときは正直なところお断りしようかと思いました、薄くてコシのないへらへらな鋼板の軽自動車のパネルがこれだけ変位してしまうとまず綺麗には仕上がりません、しかもボディ色は歪みが目立つ黒系です(^_^;)、ただ、『できる限り目立たなくして貰えればOKだから・・・』という寛容なご依頼内容だった事とツールのアクセスが良好な位置でしたので何とかトライしてみる事に致しました(^_^;)

とはいうもののどこから攻めるか迷いました、こういったヘコミを強引に出そうとすると軽自動車の場合はすぐ伸びてしまいます、伸びれば伸びる程それが最後は『歪み』となって残ってきて結局自分の仕事がどんどん大変になってしまいます、やはりセオリー通りフチに掛かっている応力を丁寧に抜いていく事から始めました、ただ少し強くポンチングするとすぐポンチ痕が残ってしまうので結構神経を使います、30~40分はひたすらこれだけやっていました、全体的にフチがぼやけてきたのでいよいよツールでヘコミを触っていきます、局部変位や肌乱れを出さないようにツール先端にアタッチメントを装着してできる限り大きな接点にして慎重にヘコミを粗出しします、今回は悪の根源?だと思われるプレスラインをあえて最後に修復するようにしました、理由はその方が無駄な鋼板の伸びを少しでも出さずにフィニッシュできるのではないかという判断からです、吉とでるか凶とでるかはやってみないと解りません(笑)

スズキハスラードアプレスライン修復後画像1 スズキハスラードアプレスライン修復後画像2 after

マシーンと化して作業する事約2時間!何とか形にはなりました、普通にパッと見る限りは解らないようにはなりました、ただ、写りこむ背景でチェックすると細かいメラメラした歪みは残っています、でもこれで精一杯でした、作業前の予想ではもっと大きな歪みが残る予定(笑)でしたので自分としてはまずまずです、作業後確認も無事OKをいただきました、ホッと致しました・・

軽自動車の修復で鋭角や深いヘコミの場合はいつも『歪み』との戦いです、もう少し輸入車のように塗膜肌が粗いと歪みもなじませやすいのですが・・・内装の脱着など別にしてヘコミの修復だけを考えた場合、軽自動車は輸入車より難しいです、というのが私の偽らざる本音です・・・

単に腕(技術)の問題かもしれませんが・・・(笑)

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