デントリペア(国産車)」カテゴリーアーカイブ

ドリフト仕様のクルマのリペア

2019年6月29日

すっきりしない天気が続いています、梅雨らしいと言えばそうなのかもしれませんが、晴れと雨の日がハッキリしていて何となく例年の梅雨時期とは違和感を感じます、でも来週はず~と雨と曇りの予報ばかりです、これこそ梅雨という感じです、仕事は少なくなるかなあ・・・(^^;)

今回は、トヨタチェイサーのカスタムカーの修復でした・・・

トヨタチェイサードリフト仕様

バリバリのドリフト仕様です、たまに街中を走っているのは見ますが、まさかウチのガレージに入庫するとは思いませんでした、エアロパーツにオーバーフェンダー、そしてペタペタの車高、極めつけはイニシャルトルクを上げたバキバキの機械式LSD、もちろんMT車です、まさにドリフトカーです、今までかなり車高の低いポルシェや国産スポーツカーを何台もウチのガレージで作業してきましたが、このクルマはあまりに車高が低くて5センチ程度の段差がクリアできすに入れるのにサイドステップを擦ってしまいました、こんな事はこれが初めてです(^^;)、これでよく普通の道を走れるものです、かなりの技術と神経が必要な気がします(笑)

チェイサーリアクォーターヘコミ チェイサーリアクォーターヘコミ2 before

ヘコミはリアクォーター給油口のすぐ上です、大きさは4センチぐらいですが、かなり深く、数ミリの打撃痕がスジのようにクッキリ残っています、これはかなり手強いヘコミです、幸いにもツールのアクセスは良好な位置なのが救いです、フチに掛かっている応力をポンチングで丁寧に抜いてからヘコミを触っていきます、肌を荒らさないように最初はゴム製のアタッチメントを装着してできるだけ広い面で力を掛けていきます、ある程度『面』が出たらアタッチメントを外し塗膜の肌に合わせて歪みを取っていきます、文章で書くと簡単ですが、実際にはかなり細かく神経を使う作業です(^^;)、作業する事約1時間、何とか形になりました・・・

チェイサーリアクォーターヘコミ修復後1 チェイサーリアクォーターヘコミ修復後2 afer

数ミリの打撃痕の痕跡は残りましたが、パネルのヘコミは取れたので普通に見る限りは分からないと思います、お客様に仕上がりのご確認をいただき無事終了です。

実はこのクルマのオーナーさんはお友達です、昔、まだカー用品店に勤めていた頃のお客様でもありました、最後にお会いしたのはもう15年以上前だったと思います、たまたま共通の友人に会った事から私の今の仕事を知ってご連絡をいただきました、お互いに少し(かなり)歳をとりましたが(笑)、久しぶりに色々とクルマ談義を聞かせてもらい楽しかったです、最近は昔のクルマ仲間も歳をとりクルマ離れが進み、あまりクルマ談義に花を咲かせるなんて事も少なくなりました、自然な流れなのでしょうが、少し寂しいですね・・・髪の毛が真っ白になっても箱根やサーキットに走りに行ってる・・・なんていうのに少し憧れる今日この頃です(笑)

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上下のプレスラインを貫くようなヘコミ

2019年5月2日

とうとう令和に変わりました、昭和から平成の時は全てが自粛ムードで何となく暗いスタートになった記憶がありますが、今回はお祝いムード一色という感じです、10連休という事も相まってきっと皆さん出掛けたりお祝いしたりで忙しいのでしょう、お陰で私の仕事はとても暇になりました(^^;)、まあ今週初めまではとても忙しかったので良い骨休めになります、少しゆっくりします(笑)

2019GWセンター南イベントくま1 2019GWセンター南イベントくま2

GWという事でセンター南駅前広場でイベントをやってました、フリーマーケットやバンド演奏、何やら大道芸?みたいなものまで色々やっていたようです、鯉のぼりも沢山泳いでましたが、くま吉(黒ポメ)は全く興味無し・・・という感じでした(笑)
そろそろ連休も後半です、忙しくなるのか、平和なのか、は今年は全く読めません・・・(^^;)

今回は日産ノートの修復でした、一般のお客様からのご依頼です。

日産ノートドアプレスラインヘコミ1 日産ノートドアプレスラインヘコミ2 before

ヘコミは助手席ドア前方部で上下30センチ近い縦スジです、このクルマはドア前方部にUという字を横にしたようなプレスラインがありそれを串刺し?にするようにスジヘコミが走っています、特に酷いのが下のプレスラインでかなり深くへこんでしまっています(^^;)、しかもしヘコミの位置がドア前方部なのでライトの入射角や作業姿勢もとても悪いです、更にツールを入れてみるとドア内部のサイドインパクトビーム(側面からの衝突時に乗員を守る鉄パイプのような部品)がヘコミの真裏にあり使えるツールも限られてしまいます、そしてボディ色は歪みが見えやすい黒!、かなり厳しい条件が揃っています(^^;)、お客様にも若干のプレスラインの乱れや歪みが残る可能性が高いという事をご説明させていただきました・・・実際、とても苦戦致しました、悪戦苦闘する事約1時間半何とか形には致しましたが、やはり歪みは完全には取り切れませんでした・・・(^^;)

日産ノートドアプレスラインヘコミ修復後1 日産ノートドアプレスラインヘコミ修復後2 after

普通に見る限りは殆ど解からないと思いますが、角度によっては映り込む背景に歪みが見えます、でもこれで精一杯でした(^^;)、お客様にご確認をいただいたところ喜んでいただけたので少し救われた気分です、ご依頼ありがとうございました。

もう少しヘコミの位置が後方だったり深いのが上側のプレスラインだったなら作業性や使えるツールも変わるのでかなり展開は変わったように感じます、でも『・・・だったら』『・・・であれば』をいくら考えても仕方ありませんね・・・デントリペアは本当に難しいです(笑)

ゴールデンウィークも通常営業致しております(水曜日はお休みです)

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ボンネットの先端部

2019年4月25日

もうすぐゴールデンウィークです、中には10連休なんて方もいらっしゃるのですね、羨ましい限りです、私はもちろん水曜日以外は普通に仕事をする予定です(あまり仕事が無ければ何日か休むかもしれません)連休中は業者さんからの仕事は殆どありませんが、一般のお客様からのご依頼は結構多いです、考えてみれば全ての人が旅行や行楽に出かける訳ではありませんからね、連休中は道は渋滞、観光地は大混雑、宿は割増料金、出かけるのにもかなりの覚悟がいりますね、案外、家でゆっくり過ごすのが正解なのかもしれません(^^;)、でも折角のゴールデンウィークだと思うとじっとしていられないお気持ちもよ~く解かります、人の心は複雑です(笑)

今回はCX-5のボンネットの修復でした、一般のお客様からのご依頼です。

CX-5ボンネット先端部ヘコミ1 CX-5ボンネット先端部ヘコミ2 before

ヘコミはボンネットの先端部から15センチ位後方の右側あたりです、大きさは3~4センチでそれ程深くはありません、ツールさえきちんとアクセスできれば特に問題なく修復できるヘコミです、でもボンネット先端部なのでお問い合わせをいただいた時も一抹の不安はありましたが、実車を拝見してみると案の定3重構造の部分に掛かっています(^^;)、前にも何度かこのブログで書いていますが、最近のクルマはボンネットの先端部は鋼板が3重になっている事が多いです、クルマによってその範囲は様々ですが、特に中央部付近の先端部はボンネットキャッチがある関係上殆どが3重だと言っても言い過ぎではないように感じます、私の感覚では90%以上の確率だと思います(あくまで私の私感です)、プーリング(表側から引っ張ってヘコミを直す技法)での修復も考えましたが曲線のあるパネルなので仕上がりを考えると何とかツールできめ細かく歪みを散らしていきたいです、インシュレーター(ボンネットの裏側についている断熱材)を外して後方部から何とか外板と2枚目の鋼板の隙間からアクセスするしか手はないか・・・と考えていたところボンネットの裏側を見ていると肉抜き?のスリットのようなものが沢山開いています、少しオフセットしていますが何とかここからアクセス出来れば・・・と可能性がありそうなツールを片っ端から入れてみると何とかヘコミまで到達できるものがありました!助かりました、少し体勢が悪く力が伝え難かったですが何とか根性?で作業致しました(笑)

CX-5ボンネット先端部ヘコミ修復後1 CX-5ボンネット先端部ヘコミ修復後2 after

ちょっと苦労致しましたが、まずまず満足のいく仕上がりまでもっていく事ができました、お客様のご確認をいただいたところとても喜んでくださったので苦労した甲斐もありました、良かったです、ご依頼ありがとうございました。

最近のクルマのボンネットは3重構造だったり、アルミ製でモナカ構造で殆ど裏側が覆われていたりでツールのアクセスが本当に難しくなってきました、燃費向上の為の軽量化や衝突安全性の確保など社会情勢からの事でしょうから仕方ない事ですが、デントリペア的には年々やり難くなっているというのが実感です、80年代位のクルマが恋しいです、あの頃のクルマは構造が単純で何をするにも楽でした・・・ふぅ~(笑)

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