デントリペア(ドイツ車)」カテゴリーアーカイブ

Fフェンダーのツールアクセス

2019年7月7日

今月に入ってからはず~っと雨ばかりです、お陰で仕事は少なめでとても平和です(^^;)、それなのに風邪をひきました、元は妻です、かなり酷い風邪を数日前までひいていてそれをしっかり貰ったようです、動けない程ではありませんが、喉が痛く体もダルいです、風邪薬で何とかもっている状態です、根源の妻はもうすっかり良くなったようです(^^;)、天候が良くなると一気に忙しくなるので早く直さないと・・・ダルい(笑)

今回はBMW X2のFフェンダーの修復でした・・・

X2フロントフェンダーのヘコミ X2フロントフェンダーのヘコミ2 before

画像ではちょっと見づらいですが、Fフェンダー中央部に6センチと4センチ程度の縦スジヘコミが2か所あります、両方ともそれ程深さはないのでツールさえアクセスできれば特に問題なく綺麗に仕上がるヘコミです、通常ならタイヤハウス内のインナーフェンダーを外しての作業になる場合が多いのですが、最近のクルマはエンジンルームとFフェンダーがトンネルのように繋がっている場合が多いのでボンネットを開けてみると・・・

X2エンジンルーム

やはり、隔壁がなくFフェンダー内側まで筒抜けになっています、BMWはインナーフェンダーを外す際、下側のクリップが凄く固いものがたまにあり外そうとすると破損してしまう事があるので、その作業をしなくてすむのは有難いです、形状の合いそうなツールを何本か持ってきたらアクセスも支点もバッチリなものがありました!、ツールさえ入ればもう終わったも同然です、塗膜肌を荒らさないように丁寧にスジを触り短時間で修復できました。

X2フロントフェンダーのヘコミ修復後 X2フロントフェンダーのヘコミ修復後2 after

良い条件が揃っていたので両方とも歪みも残らず綺麗に仕上がりました!良かったです。

最近のクルマはどんどんデントリペアの作業性が悪くなる傾向です、昔はなかったような位置に補強板のようなものが入っていたり、2重だった部分が3重構造になっていたり・・・でも唯一?以前より良くなったと思えるのが今回ようなエンジンルーム内の隔壁が無くなりFフェンダー内側とが筒抜け状態になった事です、全てのクルマがこうなっているわけではありませんが、どんどん増えてきているように思います、ここからアクセスできたお陰でタイヤハウス側からでは直しにくかったFフェンダー上部の後方部分のヘコミも綺麗に仕上げられた事が何度かありました、作業性が悪くなる一方ではたまりません、少しぐらいやり易くなる部分も出てきてくれなくてはやってられません・・・デントリペア職人の愚痴でした(笑)

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ボンネットのフチ

2019年6月14日

たまに涼しい日もありますが、空気がもう夏ですね、湿度が高くまとわりつくような感じ・・・不快です(^^;)、でも、夏本番になったらこんな程度じゃありません・・・ここ数年は夏になると仕事中に必ず1~2回は熱中症の初期症状みたいな状態に陥ります、毎年、夏が近づいてくると乗り切れるか不安になります、これから9月中頃までは私にとっては試練の季節です、気が重いです(笑)

今回はボンネットのフチにできたヘコミについてです・・・

ボンネットプレスラインヘコミ ボンネットプレスラインヘコミ2 before

上の画像はBMW3シリーズのボンネットのフチにあるプレスライン上のヘコミです、大きさは3~4センチ程度ですが、スジ状にプレスラインと直交していて綺麗に修復するには結構厄介なヘコミです(^^;)、しかし、それ以上に頭を悩ませるのはツールアクセスです、殆どのクルマ(全てのクルマ?)はボンネットのフチはフレーム構造の為に袋形状になっています、このクルマも勿論・・・

ボンネットの裏側画像

裏側を見ればフチから10センチ近くはフレームで袋形状になっています、今回のヘコミは3角形のようになっているフレームの中です、当然、この状態では鋼板2枚構造なので直接ヘコミの裏にはアクセス出来ません、こういった場合は・・・

  1. 既存の穴からアクセス
  2. フレームの合わせ目からアクセス
  3. どこかに穴を開けてアクセス

上記のような3つの手があります、しかし、位置的にいって『2』はプレスラインに損傷を受けている事を考えると支点が遠く力が掛けづらいので作業性が悪い、『3』は基本的には出来る限りやりたくない、という感じなので使える『穴』を探しました・・・

ボンネット裏側画像2

色々物色してみるとゴムのグロメットがついている3つの穴のうち真ん中のところから何とかアクセスできそうです、ベストな位置ではありませんが贅沢は言えません、またグロメットがあればツールで穴が少し変形しても隠してくれます、何本か試してみたところ使えそうなツールが数本ありました、助かりました!塗膜肌とラインを乱さないように慎重に作業致しました。

ボンネットプレスラインヘコミ修復後 ボンネットプレスラインヘコミ修復後2 after

映り込みの鮮明な黒系のボディ色なので歪みが心配でしたが、何とか綺麗に修復できました、一安心です、担当者様のご確認もいただき無事終了です。

ボンネットの修復の鍵はやはりツールアクセスです、最近のクルマは骨(フレーム)の形状がより複雑になってきています、今回のようにたまたま使える『穴』があればよいですが、無い場合は修復不可になってしまうケースもあります、まして材質がアルミだったりすると、更に厳しい状況に陥ります・・・どんどん直せる範囲が少なくなってきている、というのが最近の実感です(^^;)

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miniボンネット先端部

2019年6月6日

愛犬小太郎(黒柴犬)が天に召されて2週間余りが経ちましたが、悲しい、とか寂しいといった感情よりも何というか喪失感みたいな感覚がとても強いです、やはり16年間一緒に生活していた家族がいなくなるというのはボディブローのように効いてきます・・・こればかりは『時』が解決してくれるのをジッと待つしかありませんね・・・いい歳をして思い出すとすぐ涙腺が緩んでしまいます、参りました(^^;)

くま吉ドライブ くま吉

こいつが明るいのが救いです・・・(笑)

今回はミニのボンネット先端部の修復作業でした。

ミニボンネットヘコミ1 ミニボンネットヘコミ2 before

現行型ミニのボンネット先端部のヘコミです、大きさは10センチ位はあります、しかも折り目の跡がクッキリ残るスジ状ヘコミ!塗膜にキズもついてます、これだけで充分厄介です、それなのに、この位置は鋼板が3重構造になっている為、ツールアクセスも厳しいです、更に追い打ちをかけるのはデカール(ラインのシール)です、これぐらい折り目のようなスジになっている場合は本当はスジの角度を少しでも開いてからツールで触りたいのですが、デカールがある為にあまりきつくポンチングが出来ません、切れてしまう可能性があるからです、スジは開けない、使えるツールは限られる、アクセスはし辛いの3重苦状態です(^^;)、何本かのツールを駆使して触れる範囲を少しづつずらして作業するしかありません・・・かなり苦戦致しました(^^;)

ミニボンネットヘコミ修復後 ミニボンネットヘコミ修復後2 after

完璧とは言えませんが何とか形にする事ができました、もちろんデントリペアではキズを消す事はできませんが、ヘコミが無くなった事によって普通に見る限りは殆ど解からないと思います、担当者様のご確認をいただき無事終了です、疲れました(笑)

小さなヘコミであっても殆どのクルマがボンネット先端部の修復作業は苦戦するケースが多いです、その上にツールアクセスや他の悪条件が重なっていけば更に状況は厳しくなります、今回はまだスチール製だったので助かりましたがこれがアルミボンネットだったら・・・撃沈だったかもしれません、最近のクルマはアルミ製が多いですから、そういう意味では最後の『運』には恵まれたのかもしれませんね・・・いえ、悪条件はもっと少ないほうがいいです(笑)

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