カテゴリー別アーカイブ: デントリペア情報・他

Fフェンダーの手強いヘコミ

2019年1月12日

年に一度の年末年始の長い連休もあっという間に終わってしまい仕事が容赦なく入ってきます(笑)、正月の余韻に浸っている間もありません、一気に現実に引き戻された感じです、寒さが身に沁みます(^^;)、今年の仕事始めは一般のお客様からのご依頼が多かったです、例年通りなら連休明けぐらいから車関連業者様からのご依頼が増えてきます、正月明けは心身共に堪えます・・・(笑)

今回はとても苦戦したFフェンダーの修復2連発です・・・(^^;)

Fフェンダー後ろフチヘコミ1 Fフェンダー後ろフチヘコミ2 before

某輸入車のFフェンダーの後ろフチのヘコミです、大きさは3~4センチですが、何か倒れながら擦っていたんような痕跡がスジ状にくっきり残っています、これだけでも十分に厄介なのですが、この車のFフェンダーは後ろ側から鋼板を折り返してあって大部分が2重になってしまってます(^^;)、こんなFフェンダーは初めてです、2枚の鋼板の隙間は約1センチ程度太いツールは厳しいです、しかもツールの支点をタイヤにとる事もできません、仕方ないのでハンドツールを何本も駆使して何とか作業しました(^^;)

Fフェンダー後ろフチヘコミ修復後1 Fフェンダー後ろフチヘコミ修復後2 after

少しキズが残っていますが、ヘコミが無くなった事で普通に見る限りはわからなくなりました、無事に担当者様のご確認をいただき終了です・・・良かった(笑)

そして次は某国産車のFフェンダーのスジヘコミでした・・・

Fフェンダースジヘコミ1 Fフェンダースジヘコミ2 before

Fフェンダーの前方部プレスライン上にかなり鋭角なスジヘコミ5センチです、ヘコミの周りは盛り上がりまるで唇のように見えます(^^;)、映り込みの鮮明なボディ色なので少しの歪みや塗膜肌の荒れが結構目立ってしまうので作業も神経を使います、フチの応力をポンチングで抜いて慎重にツールでヘコミを触っていきます、ある程度出してから映り込みに違和感が出ないように仕上げるのにとても苦戦致しました(^^;)

Fフェンダースジヘコミ修復後1 Fフェンダースジヘコミ修復後2 after

僅かな歪みとスジの痕跡は残りましたが、まずまずのレベルまでは何とか仕上がりました、こちらも担当者様のご確認をいただき無事終了できました・・・一安心です(笑)

今年も厄介な修復作業が多そうな気配がしてます、苦戦しても最終的に何とか形にできれば良いのですが、修復不能の撃沈!になると心が折れます(^^;)、撃沈か修復可能かはヘコミの位置や形状などに大きく影響を受けます、運が良ければ修復可能!悪ければ撃沈!こればかりは『運』頼みです(^^;)、まだ、初詣に行っていませんが『運』に見放されると困るので時間を作って神様にお願いしてこようと思ってます・・・(笑)

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完全修復できなかったヘコミ

2018年12月7日

気が付けば12月に入っていました(^_^;)、この時期らしからぬ暖かい陽気のせいで季節感がおかしいです、例年ならすでにインナー(ももひき)のお世話になっている時期ですが、今年はまだ使わないで大丈夫です、外仕事が多いので暖かいのは助かるのですが、やはり師走らしくピリッと引き締まるような寒さが来ないと何となく変な感じです、明日あたりからやっとこの時期らしい寒さが戻ってくるとの予報が出ていました、いよいよインナーの登場かな・・・(笑)

最近は難しいヘコミの修復依頼が多くその中には完全修復できないものが・・・今回はちゃんと直せなかったので全てbefore 画像のみです(^_^;)

BMW340ボンネットヘコミ1 BMW340ボンネットヘコミ2 

これはBMW3シリーズのボンネット先端部のヘコミです、何だかよく解りませんね(笑)、15センチ位のスジと出っ張りがミックスしたような変わった形状です、内部が3重構造になっているので幾つかの限られたツールが辛うじてアクセスできる程度です、体勢はきついしツールは入らないで何とか目立たなくするので精一杯でした・・・(^_^;)

964リアクォーターへコミ1 964リアクォーターへコミ2

こちらはポルシェ911(964)のリアクォーターのフチです、エンジンフードの境目からヘコミが始まっています、鋭角な形状ではありませんがボヨ~ンと5センチ位はへこんでいます、空冷911は随分直しましたがこの位置は初めてです、何とかギリギリでツールはアクセスできるのですが支点がとれない状態での作業でとても苦労致しました、パッと見た目には解らないレベルまでは修復できましたが、若干の歪みは残ってしまいました(^_^;)

997リアクォーターへコミ1 997リアクォーターへコミ2 

そして最後はポルシェ911(997)のリアクォーターのヘコミです、テールランプの真上に10センチぐらいの横スジヘコミです、しかもボディ色は黒です(^_^;)、スジが紙の折り目のようにクッキリと残ってしまっています、これだけスジが明確な場合は本当はかなりの力を掛けていきたいのですが、使えるルートが小さなアクセスホールのみなので細いツールしか使えません、しなるツールを抑え込みながら必死に作業しました・・・ヘコミはほぼ取れましたがやはり折り目のようになったスジはうっすらと残ってしまいました・・・(^_^;)

全力を尽くしましたがヘコミの形状や位置が悪かったり、ツールのアクセスが芳しくなかったりなど色々な状況によってどれも完全には修復できませんでした・・・(^_^;)、どのケースも最初に見たときに仕上がりについては大体予想はできましたので充分にご説明させていただいてご了承いただいた上で作業させていただきましたが、やはり作業者としては何となく不完全燃焼といった気分です(^_^;)、こういう時は作業中も作業後も『もう少し違うツールが使えたら・・・』とか『あと数センチ後方にズレてくれていたら・・・』『もうちょっとスジがうすかったら・・・』などと常に考えてしまいます、というのもその僅かな状況の『差』が仕上がりに大きく影響してしまうからです・・・

毎度のセリフですが、デントリペアは本当に難しいです・・・(笑)

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ツールアクセスに悩みました

2018年11月24日

今月は相変わらず忙しい日々が続いています、今週は定休日も出動でした(^_^;)、このままいくと今年で一番作業数の多い月になりそうです、一体どうしたのでしょう?、本来なら暇な月なのですが・・・、年末に来るべき仕事が前倒ししたのでしょうか・・・そうだとすると来月はとんでもなく暇になってしまいますね、それはそれで困ります・・・(笑)

今回はツールアクセスに悩んだヘコミについて・・・

このブログでも毎回のように出てくる『ツールアクセス』という言葉、デントリペア特有の造語だと思いますが、早い話がヘコミの裏側までツールが届くかどうか、という事です、当たり前ですが、デントリペアはヘコミを裏側から専用ツールで押し戻して修復するという技術(表側から引っ張るプーリングという技法もあります)なので肝心のツールがヘコミまで到達できなければお手上げになってしまいます(^_^;)、しかも、歪みを残さず綺麗に仕上げる為にはミリ単位で正確なツールコントロールが必須で、その為にはツールの支点も考えていかなければなりません、この支点も技術上とても奥が深い内容なのですが、それはまた次の機会に・・・

とにかくツールがヘコミまでアクセス(到達)できなければ何も始まらないのがデントリペアですので、修復依頼のご相談を受けると一番気になるのが『ヘコミの位置』です・・・

ドアノブ下のヘコミ ドアノブ下のヘコミ2 before

上の画像はドアノブ下のプレスライン上のヘコミです、大きさは2センチ程度です、これ位のヘコミなら本来ツールさえきちんとアクセスできれば短時間で綺麗に修復可能なのですが、位置が悪いです(^_^;)、ドアのフチにも近く数センチ位しかありません、しかもノブの下です、ドアの修復でよく使う窓枠の隙間からのアクセス経路では内部にあるノブのメカが邪魔でツールはヘコミまで到達できません、内張り外せば?と言われそうですが、後ろフチなので内張りを外しても自分にツールを向けるような『侍の腹切り』姿勢になってしまう為、使えるツールが限られてしまいます、プレスラインを潰していなければそれでも何とかなるのですが、プレスラインを損傷しているとかなりの力を掛けていかなければならないのでこの方法では良い仕上がりが期待できません、残るはドアノブを脱着する時に使うサービスホールしかないのですが、ヘコミのほぼ真裏の位置なのでヘコミまではアクセスできてもツールの支点が取れず、これまたコントロールの面でも力の面でもイマイチです・・・

でも選択肢はありませんでした、何とかこのサービスホールから作業するしかありません、支点が取れないので殆ど直押しに近い状態でしたが根性で作業致しました(^_^;)

ドアノブ下へコミ作業後1 ドアノブ下へコミ作業後2 after

短いハンドツールを左手で握りしめて右手でぶれないように保持しながらあとは衰えまくっている筋力を絞り出して何とか形にしました、翌日、胸が筋肉痛になりました(笑)

たった2センチ程度のヘコミにとても苦戦致しました、これがドアなどできちんとツールがアクセスできる位置なら同じヘコミでも作業時間は恐らく半分以下だったと思います、同じヘコミでもツールアクセス如何では天国と地獄の差になるという典型的な例です、ツールアクセスはデントリペアにとって最も重要な要素です。

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