デントリペアで修復が難しいパネルの位置

2016年9月11日

頻繁に来る台風やグズつき気味の天候のせいで今月は比較的平和(暇)です(^_^;)、爽やかで気持ちの良い秋晴れが恋しいです(笑)

今回はお客様からよくご質問をお受けする修復が難しいパネルの位置について少し触れたいと思います、あくまで私の技術、経験上での認識なので間違っているかもしれません、その辺はご了承ください(笑)

このブログでも『ツールアクセスが心配です』という文章が頻繁に出てくると思います、というのもデントリペアは基本的には専用ツールで裏側からヘコミを押し戻していく技術なので裏側までツールが入っていけない位置ですとヘコミの大きさや深さ・形状に関係なく修復できない可能性が一気に高くなります(表側から引っ張って直すプーリングは除く)、そして車種によってもかなり違いはあるのですがクルマのボディパネルの裏側には思っている以上に取付の為や強度の確保の為に色々な構造部品が隠れています、また、意外と知られていないのですが一部の車種とFフェンダーを除き自動車の鋼板パネルは普通は2重構造になっています、一般のお客様がいつも驚かれるのがRフェンダーです、Fフェンダーが普通は1重構造なのでリアも1枚だと勘違いしていらっしゃる方がとても多いです。

その他にもツールがアクセスできても体勢やライティング的に作業が困難な位置もありますが、今回は単純にツールアクセスが難しかったり、不可能と思われる代表的な位置を簡単にまとめてみました(車種によっては例外もあります)

  1. 各種ピラー:ボディから天井に向かっているガラスの合間にある柱みたいな部分、前からAピラー、Bピラー、Cピラーなどと呼ばれる(ちなみにAピラーはFウィンドウの横の部分です)
  2. ルーフサイド:天井とドア上部の枠との間の部分、最近のクルマは殆どルーフモールが付いていますが、その外側部分
  3. リアフェンダー前方下方部(4ドア車):リアタイヤの前でリアドアとの間の細い部分
  4. 各ドアの窓枠下:ドアパネルとドアのウィンドウとの境にあるモールから数センチ下までは内部がフレームになっています(長さは3センチ~20センチと車種によってまちまちです)
  5. パネルの接合部分:Fフェンダーを除く全てのパネルは端(フチ)から2センチ程度は表裏のパネルの接合部分になっています
  6. サイドシル:ドアの下側のボディ側面の最下部(ステップの下側面)

車種によっても随分と差がありますので細かく見ていくとまだまだ沢山あるのですが、代表的な位置は大まかには以上です、もちろん上記の対象位置でもスンナリとツールがアクセスができる例外(特に一部の輸入車)もありますが、国産車に関しては概ねこんな感じで間違っていないと思います。

上記の位置でツールがアクセスできなくてもヘコミが浅ければプーリング(表側から引っ張って直す技法)で対応できたりお客様の承諾がいただければ目立たなく所に小さな穴を開けてアクセスルートを確保するという方法もあるのですが、それにつきましてはまた次の機会に詳しく・・・

要はツールアクセスが難しい所が修復困難という事ですね(当たり前ですね)・・・でもツールがアクセスできるヘコミでも直せないケースが私にはちょくちょくあります(笑)。

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