台風24号によるヘコミ

2018年10月13日

急に涼しくなりました、今朝は少し寒いぐらいでしたので久しぶりに長袖の作業着で出動しました、流石にもう夏日になる事もないと思いますので夏用の作業着は来週片づけます、今は外で作業するには一番良い季節です、でも、心地良い季節は短いです、あっという間にインナー(ももひき)の季節がやって来ます(笑)

ここ最近は10/1に来た台風24号によってできた損傷のお問い合わせ・ご依頼がとても多いです、お客様のお話しを聞くと『瓦が飛んできた!』とか『植木鉢が落ちてきた!』とか『自転車が転がってきた!』など普段では聞いたことがないような要因のヘコミばかりです(^_^;)、少し位の強風ではまず飛ばないような物が飛んできたのですから損傷も酷いものが多く残念ながら修復不可でお断りせざるを得ないケースも多かったです、折角、お問い合わせをいただいたのにご期待に添えずにお断りするのは本当に申し訳ないです・・・

デントリペアは『修理』というよりも『復元』の性格が強い修復方法なので、どうしても受けた損傷の度合によって仕上がりが変わったり、場合によっては修復不可になってしまう事があります、そこがデントリペアの最大のウィークポイントと言えますね・・・。

そんな中でも、何とか形にできたものもあります・・・(^_^;)

リアクォーター修復前へコミ ⇒ リアクォーター修復後へコミ

リアクォーターの10センチ近いヘコミ(^_^;)、スジはキツくなにのですが、結構深さがあり苦戦しましたが何とか見られるようにはできました

リアゲートの修復前ヘコミ ⇒ リアゲートの修復後ヘコミ

リアゲートのナンバー横のスジヘコミ、こちらも約10センチ、クッキリと折り目のようなスジになっており歪みが広範囲に出ていました、しかも色はブラックメタ・・・(^_^;)、歪みを消すのに必死でした・・・

アルミボンネットスジヘコミ修復前 ⇒ アルミボンネットスジヘコミ修復後

アルミボンネットの先端部に擦ったようなスジ状のヘコミ・・・やはり10センチ近いです(^_^;)、材質がアルミという事も相まってスジを違和感なく仕上げるのにこれまた苦労致しました・・・

どのケースも共通しているのは今回の台風によってできたヘコミはみんな深いかスジになるかのどちらかという事です、それでも上のケースはまだ比較的程度の軽い方です、お断りせざるを得なかったのは、もっと酷かったです(^_^;)、毎日この仕事をしていると修復不能な損傷のヘコミに遭遇する事はそれ程珍しい事ではないのですが、普通は月に1~2件ぐらいです、ところが10/1以降だけで数か月分の修復不可案件が一気に来た感じです(^_^;)、まだ、毎日かなりのお問い合わせが来ていますので、今後も増える可能性大です、あまり、直せないヘコミばかり見ていると何だか自信喪失します(笑)、もちろんできる限りの努力はいつもしているつもりですが、残念ですがデントリペアは決して万能ではありません、スジや深さ酷いヘコミや、ツールがアクセスできない位置などの場合は修復不能になってしまうケースがどうしても出てしまいます、誠に申し訳ありませんがご理解下さい・・・

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Rクォーターパネルのツールアクセス(MINI)

2018年10月5日

先日の台風の風は本当に今まで体験した事のないような凄まじいものでした、横浜では日付が変わった頃から一気に風の威力が強まり大袈裟ではなく自宅が風で揺れました(^_^;)、もうとても寝ていられなくてAM3時頃までNHKのニュースを見ながらおろおろして起きてました(笑)、幸いにもウチは大きな被害もなく済みましたが、ご近所では屋根のスレートが剥がれたりガレージのシャッターが分解?してしまったりと翌朝明るくなって町内を見て改めて風の恐ろしさにビックリ致しました、また、この風のせいで仕事のお問い合わせ・ご依頼もとても多くなっています、ただ、全般的にダメージが酷いものが多く完全修復は困難なヘコミがとても多いです・・・(^_^;)
また、週末に次の台風が接近するようなので充分に注意なさって下さい!

今回はRクォーターパネルのツールアクセスについて・・・

miniデントリペア作業前画像1 miniデントリペア作業前画像2 before

画像はMINIのRクォーターパネルの前方のフチです、もうドアノブまで数センチしかありません、この位置はとてもツールアクセスに苦労する位置です、内装を外せば簡単にアクセスできるだろ!とつっこまれそうですが、この位置だと内装を外しても『手』では触る事ができてもデントリペアのツールでは支点を取る事ができないので繊細なコントロールができない上に全然力が掛けられません、しかもツールを自分に向けるような『侍の腹切り』姿勢になってしまうのでとても作業性が悪いです、では、どうするのかというと後ろ側から長~いツールでアクセスします・・・(^_^;)

miniデントリペアツールアクセス画像

上の画像のようにテールランプを外し長いツール(130センチ位)でヘコミを触ります、そんな長いツールできちんとコントロールできるの?とまたもつっこまれそうですが(笑)、支点がきちんと取れれば全く問題ありません、大袈裟な話ではなくデントリペア技術者ならミリ単位でのコントロールが充分に可能です、MINIの場合はテール側から前まで完全な空洞になっていますのでこの手が使えます、実はMINIにはもう1つアクセスルートがあります、タイヤハウス内にサービスホールがあるのでそこからアクセスする事も可能なのですが、今回はホールの位置とヘコミの位置関係が悪くツールのグリップがブレーキディスクなどに干渉してしまうので後ろからのアクセスを選択しました。

miniデントリペア作業後画像1 miniデントリペア作業後画像2 after

大きさは3~4センチ程度ですが少し深めで打撃痕がスジ状になっていたので予想より苦労致しましたが、無事修復する事ができました、良かったです・・・

MINIは2ドアクーぺの中では比較的Rクォーターの作業がし易いクルマです、テールランプを外してズドーンと空洞になっているクルマは他には殆どありません、大抵はテールを外しても開口部もなかったり何か内部に隔壁があったりスンナリいきません、2ドアクーペのRクォーターパネルはツールアクセスを確保するまでが最も大変です(^_^;)

余談ですが、このMINI(R56)のテールランプはトルクスのビス3本で固定されているだけなので簡単に外れるのですが、その前にメッキの枠?を外さなければなりません、ツメで引っかかっているだけなのですが、結構カタい場合があって折れそうでいつも緊張します(^_^;)、今まで折れた事はないのですがDIYで外される時はご注意ください。

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空冷911の定番ヘコミ?

2018年9月29日

もう9月も終わりですが、どうやら最後を締めくくるのも台風みたいですね(^_^;)、関東にも明日の夕方以降にかなり近づくみたいなので心配です、大雨も怖いですが、先日の台風の時のように関西で吹いたような強風に襲われたらいくら備えをしていてもとても無事にはすみません、何事もなく過ぎ去ってくれるのを祈るのみです・・・

シュウマイ弁当

先日、妻が買い物に行った時に崎陽軒のシュウマイ弁当を買ってきてくれました、あの黄色い包装紙と独特の臭いで反射的にヨダレが出てきます(笑)、やっぱり美味い!恐らく1週間に3回食べても飽きないと思います、これこそ横浜のソウルフードです、でもこのお弁当は結構いいお値段なので1週間に3回は家計にひびくかも・・・(笑)

今回は意外と知られていない空冷ポルシェ911の定番ヘコミ?について・・・

911エンジンフードへコミ作業前1 911エンジンフードへコミ作業前2 before

ちょっと撮影が下手でピンボケていますが画像はポルシェ911(964)のエンジンフードです、後方下フチにうっすらと横スジのようなヘコミが・・・

それほど深いスジではないのでボディ色が白やシルバーなどの場合は見逃してしまうかもしれません、でも意外に空冷911はこの位置にはこういった浅い横スジヘコミがあるケースが多いんです、過去にもかなりこの手のヘコミを直しました(^_^;)、はっきりとした原因は解りませんが、この位置の裏側に補強板のような鉄板が1枚付けられていて、どうやらその補強板がエンジンフードを閉める際に手のヒラでこの辺りを押す時に内側から外板を突き上げるようなのです(あくまで推測です)、補強板のないところは少しヘコんでしまい、ある所は強いのでへこまないそしてそれが段差のようなスジになる?ボンネットの裏側の骨(フレーム)のように外板との間隔が数ミリでも開いていれば手のヒラで力を掛けても外板を突き上げたりしないのですが、ここの補強板は外板にピッタリとくっ付いて殆ど隙間がありません、恐らくその為にこういった形状のヘコミができてしまうのではないかと思います・・・間違っていたらすいません、しつこいようですがあくまで推測です(笑)

実は修復するのもちょっと面倒です、外板との隙間が殆どありませんのでツールがなかなか入りません、無理に入れようとするとそれでスジになったりします、ワイヤーツールと呼ばれる細いもので慎重に作業します、横スジなのでツールで押したところが魚の骨のように縦に変位する事も予測しながら作業しないと仕上がりに影響が出てしまうので神経を使います。

911エンジンフードへコミ作業後1 911エンジンフードへコミ作業後2 after

作業後もピンボケ画像なのでよく解りませんが(^_^;)、何とかスジは取れました、この手のヘコミの命運を分けるのはスジの深さです、折り目のように完全なスジになってしまうと違和感なく綺麗に修復するのは難しいです、真正面からパッと見てスジがハッキリと見えるようだとちょっとキビシイかもしれません、大事な事は空冷911のエンジンフードを閉める時は手のヒラで強く押したりしない事です、ヘコミは作らない事が一番です!

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