水冷911のRフェンダー

2018年8月18日

今週は予想に反して結構忙しかったです(^_^;)、例年ならお盆休みはお取引いただいているクルマ関連業者様が殆どお休みなのでポツポツと作業依頼が来る程度で比較的暇なのですが、今年は一般のお客様からのご依頼・お問い合わせがとても多くてちょっとバタバタ致しました、あまりに暑くて休みをご自宅で過ごす方が多かったのでしょうか・・・でも、昨日あたりから少しづつ秋の足音が聞こえてきました!秋が待ち遠しいです(笑)

今回は水冷911のRフェンダーの修復について少々・・・

997Rフェンダーヘコミ修復前1 997Rフェンダーヘコミ修復前2 before

画像はポルシェ911(997)のRフェンダーのヘコミです、大きさは約5センチでちょっと深めです(^_^;)、実は911は空冷モデルの頃からRフェンダーのこの辺りの修復依頼がとても多かったです、これはあくまで推測ですが、駐車の際、隣りのクルマがRドアを開くと丁度この辺りにくる可能性が高いからではないでしょうか、クルマ同士の距離が近いと後方、遠いと前方に位置はズレますが大体Rドアを開くとこの付近に当たってしまうと思います、空冷時代はRフェンダーが1枚構造でしたのでツールアクセスが容易(オイルタンク側は除く)で作業性が良かったのですが、水冷になってからは普通のクーペボディのクルマと同様の2枚構造になってしまったのでツールアクセスには苦労致します、水冷モデルになってからの911の場合、Rフェンダーにツールをアクセスするルートは基本的には2つしかありません、このどちらかでアクセスできないと残りはプーリング(表側から引っ張って直す技法)かタイヤハウス内のアクセスできる位置に『穴』を開けるしかありません、上の画像のヘコミは何とか2つのルートのうちの1つが使えたのでギリギリ修復可能でした、でもアクセス角度が悪く自由にツールが動かせない上に複雑な曲面の位置にあるヘコミでしたので違和感が残らないように仕上げるのは結構苦労致しました(^_^;)・・・

997Rフェンダーヘコミ修復後1 997Rフェンダーヘコミ修復後2 after

色々な意味で難しいヘコミでしたが、歪みを残さず綺麗に仕上げる事ができました、これがもっと下方だったり、逆にテールランプに近い位置だったりしたら恐らく既存のルートではツールアクセスはできなかったと思います、プーリングで対応できれば良いのですが、今回のように深めで5センチ以上のヘコミとなると完全に仕上げるのは細かい調整の効かないプーリングでは正直なところかなり厳しかったと思います、ギリギリでもツールアクセスできたのはラッキーでした(^_^;)

911はどのモデルでもRフェンダーのラインがとても魅力的なクルマです、プレスラインが1つもない曲面で構成された美しいボディラインなので小さなヘコミでも結構目立ってしまいます、デントリペアで対応できればまだ良いのですが、もし運が悪くツールアクセスできない位置で修復不可なんて事になると後は板金塗装で修復するしか方法はありません、そうなるとかなりの高額出費になってしまう可能性が高いです(^_^;)、やはりなるべくドアパンチなどをもらわないように普段からの防御を心がける事がとても大切だと思います・・・。

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デントリペア業者の選び方?

2018年8月11日

今日からお盆休みという方が多いみたいですね、お取引いただいているディーラーさんやクルマ関連の業者さんなども殆どがお休みに入りました、もちろん私は平常営業しています(笑)、作業依頼やお問い合わせも先々週までは圧倒的に業者様関係が多かったのですが、先週あたりから一般のお客様が増えてきました、お盆休みに出掛けるので気になるヘコミをスッキリしたい!という感じのお客様が多かったです、また、『インターネットで調べたんだけどどこに頼めばいいか迷ったよ』といった感じの声も何件かお聞き致しました・・・

そこで今回は私が考えるデントリペア業者の選び方について少し触れてみたいと思います・・・

作業のご依頼・お問い合わせは色々なルートから来ますが、今回は一般のお客様に一番多い『インターネットでホームページを見て』というパターンに特化してお話ししたいと思います

何か自分の求めるサービス・商品を捜す時にインターネットでキーワード検索するというのは今や誰もが使う方法です、でも、余程希少な内容でもない限りは検索結果にはものすごい数のホームページが表示されて一体どの業者、誰に頼むのが一番良いかを判断するのは至難の業だと思います、実際、私も今年の春に自宅の給湯器がいきなり壊れた時は数あるホームページから何処の業者に頼めばいいか、とても悩みました(^_^;)、その時の私の重要要件は『早く』と『安く』でした、給湯器なので1日でもお湯が出ないのはとても不便です、ですから1日も早く復旧したい、でも、機器交換は10万円以上する高価な作業なのでできる限り出費は抑えたい、そこで数あるホームページの中から同じ横浜市内で提示金額が安く、即日対応可能という業者3社に絞って連絡をとりました、幸いな事に私の希望要件に合致した業者を見つける事ができて無事に即日復旧する事ができました、しかし、この時解らなかったのは『技術』の部分です、ホームページには当然『ウチは交換作業は雑で適当です』(笑)などと書く業者はいる筈ありませんのでページを隅から隅まで必死に読んでもこの部分だけは正直解りません・・・実際、私の場合もここは『賭け』でした、結果としては良い職人さんが来てくれて良い作業をしてくれたので満足でしたが、デントリペア業者を捜されているお客様もきっと同じように悩まれるだろうとつくづく感じました・・・

では、どのように選べばよいか?下記のように希望要件を絞ってご検討なさるのが良いのではないでしょうか?

    1. 出張作業・持ち込み作業・即日修復などのご希望がある場合:出張作業がご希望なのか、自宅がマンションなど集合住宅なので作業場所が無いので持ち込んで作業したいのか、なども確認なさると良いです、業者によっては出張作業専門というところもあります、また即日作業を希望している場合も対応可能かどうかは確認なさった方がよいです
    2. 修復料金の確認:誰でもできる限り安く修復したいというのが本音ですが、なかなか実車を見るまでは正確な見積もりを算出しづらいのがデントリペアの難しいところです、なるべくヘコミの位置や詳細を職人さんに正確に伝える事が重要です、Eメールなどでお問い合わせをなさる場合は画像があるとヘコミの諸情報が伝わり易いです、またお見積り金額をお問い合わせなさる時に『最低幾ら~最高幾らぐらいですか?』といった聞き方をするのも良いと思います
    3. 技術力の判断:大事な愛車なので綺麗に修復したいというのが人情です、当然職人さんの技術はとても気になります・・・でも残念ながらホームページ舐めるように見ても電話でいくら話をしても『技術力』を判断する事は難しいです、ただ、ひとつの指標として『デントリペアの専門業者かどうか』『営業年数が3年以上あるか』などはある程度の選定の基準にはなるのではないかと思います

ドアパンチ修復前画像 before ドアパンチ修復後画像 after

これはあくまで私の私感ですから正しいかどうかは解りませんが、上の画像のような小さな浅いヘコミ(普通のドアパンチなど)の修復ならあまり『技術力』にこだわらなくても大丈夫のような気がします、デントリペアの専門業者で3年以上の経験があれば誰でも綺麗に直せると思います、ですからそれ以外の要件(料金や作業場所・日程など)が合えばその業者さんにお願いするので問題ないと思います

また、上記項目で検討してもなかなか良いデントリペア業者を見つけられない時はディーラーさんや販売店などにご相談なさるのも良いかと思います、殆どのディーラーさんには国産車・輸入車どちらでも我々のようなデントリペア技術者と取引している場合が多いです、料金は若干手数料が掛かってしまうので割高にはなりますが、難易度の高い内装の分解が必要な作業の場合はその車種を熟知しているディーラーメカニックとの共同作業も可能なので直接ならお受けできないようなケースでも作業可能になったりする事もあります。

長くなりましたが、結論としては作業要件(出張、持ち込み、即日作業など)を決めたらその要件を満たす幾つかのデントリペア専門業者にお問い合わせ・お見積り依頼をしてみる、適正な金額と判断できる業者がいたらホームページやブログなどでどれ位の営業年数があるかをチェックしてみる、そして対応や説明が適切と感じたデントリペア業者に決定する、それでも何となく踏ん切りがつかない場合はディーラーさんや購入した販売店に相談してみる!というのがベストではないでしょうか・・・

まだまだ黒子のような存在のデントリペアですので、少しでも業者選定のご参考になれば幸いです、でもあくまで私の私感です、間違っていたらスイマセン・・・(笑)

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DIYデントリペア痕の復旧作業

2018年8月6日

相変わらず暑い日が続いています、でも毎日のように35℃ぐらいまで気温が上がっているとだんだんその環境にカラダが適応してくるようです、たまに2~3℃下がると『今日は涼しいなぁ』なんて感じてしまいます(笑)
明後日あたりから台風が関東に近づいてくるようです、今年は各地で災害が発生しているので直撃なんて事になったら・・・心配です(^_^;)

今回はまたもやデントリペアのDIY作業痕の復旧?作業でした(^_^;)

デントリペアDIY作業痕1 デントリペアDIY作業痕2 before

リアクォーターパネル中央ですが、ボコボコです(^_^;)、画像では解り難いかもしれませんが、かなり広範囲(大体20センチ四方)を豪快に突いたようで岩肌?のようになっています(笑)、しかも何箇所か強く突きすぎて塗膜に弾痕のようなクラック(ひび)がはいっています・・・
これはデントリペアのDIY作業痕を見ると全般に共通して言える事ですが、こういった状況に陥ってしまう原因はヘコミが変化していくプロセスを間違ってイメージしているからだと思います、あくまで想像ですが、恐らくヘコミの中心あたりにグッと力を掛けるとジュース缶のヘコミのようにポコッと戻るようなイメージを持っていらっしゃるのではないでしょうか、でも実際にはポコッと板バネが裏返るように戻る事など普通の塑性変化したヘコミではありえません、でも、それが解らないので1箇所ごとに必要以上の力を掛けてその結果、触った箇所だけが鋭角に変化してしまい、それが数連なって『ボコボコ』になってしまうのだと思います、もちろん、稀に裏側から手のヒラで力を掛けるとボコッといって戻るようなヘコミもあります、でも、本当に何百件に1件程度の割合です、しかも、大抵はそのままOKとはいかず、必ず歪みは残ります、綺麗に仕上げるにはやはり歪みをきめ細かくツールで散らしていく必要かあります。

今回はとにかくエベレストのように尖った凸部分をひたすらポンチングで落とし、伸ばされた鋼板をあちこちから引っ張って局部的な変化がないようにするので精一杯でした・・・(^_^;)

デントリペアDIY作業痕修復1 デントリペアDIY作業痕修復2 after

板金塗装でパテをどっぷり盛って塗装した時にできるようなメラメラした歪みは残りましたが、ボディ色が白なのでパッと見た感じには解らないようには何とかなりました・・・大変でした(^_^;)

最近、DIYデントリペア痕の復旧作業が何件か続きました、できる限り手を尽くしましたが、やはりどれも『完璧』には程遠い仕上がりまでしか持っていけませんでした、こういった状況を頻繁に見てしまうとやはりDIYデントリペアはお奨めできません・・・と言わざるを得ません、皆様もDIYをなさる場合はその後のリカバリーまでよくご検討なさってから作業して下さい・・・。

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